ミニマリストの方のブログをよく読んでいた時期がありました。
不要なものをどんどん捨てていくと、残ったものは、自分にとって大事なもので、スッキリとしたキレイなお家で暮らせる。
しかも、必要なことにしかお金を使わなくなるので、お金が貯まる。
ミニマリストには、そんなイメージを持っていました。
同時に、もと浪費家のマキシマリストからミニマリストになったという方が多いことにも気が付きました。
実際に、ミニマリストに憧れて、ミニマリストらしいことにチャレンジしてみた時期もありました。
ソファ、電子ピアノ、マット類を捨てる、服を制服化、トースターなし生活や炊飯器なし生活、など。
私の場合、一見ミニマリストに近づいているようだけど、部屋がスッキリキレイでオシャレにはなっていません。
おかしいなぁ。
最近ブログを書いてて気づいたことがあります。
私、単に「お金の使い方があまり上手くない」のかも…ということでした。
ソファも含めて、イスを買いすぎじゃないですか…?
ミニマリストに憧れて、わかったことは、私の中での「イスの座り心地が結構重要」ということですかね…
使い勝手重視で、ダイニングテーブルの椅子は学習椅子の寄せ集めだし、(何ならピアノの椅子も使う気でいるし)、家にパズルマットを敷き詰めてしまうし、全然オシャレじゃない!!
私にとって、ミニマリストの先にあったのは、オシャレ生活ではなかったようです。
どうやら、もともとの自分の性格の一部である行き過ぎた節約志向のせいで「お金をどう使えばいいのかよくわからない」というコンプレックスがあるようです。
「ミニマリスト」という言葉を、コンプレックスを隠すために都合好く捻じ曲げてしまっていたのかなぁ。
ミニマリストの先に、オシャレさを求める場合は、お金の使い方も磨く必要があるようです。
もと浪費家のミニマリストの方は、きっとお金をたくさん使ってきたからこそ得られるいろんな経験をもとに、オシャレハウスになれる家具や小物選びの目利きに成長しているのかもしれませんね。
「ミニマリスト」について考えることは奥深くて面白いです。
では~