「週末北欧部」というブログを運営されているchikaさんの著書3冊を読みました。
マリメッコやムーミンが生まれたフィンランドのくらしの中に、なにかミニマリストのかけらがありそうな気がして、この本を手に取りました。
著者のchikaさんのプロフィールを読んだだけで、もうすでにわくわくしませんか。
北欧好きをこじらせてしまった会社員。フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。移住のために、会社員生活のかたわら寿司職人の修行を始め、2022年4月よりフィンランドにて寿司職人として働き始める。
はじめは、北欧のいいところ、好きなところの上辺だけをさらりと綴っている内容なのかと思って、開いてみると、内容の奥深さにクラクラしました。
自分の「好き」センサーに正直に突き進む一方で、勢いだけではなく自分の考えをしっかりもって、時には立ち止まって準備されているところにも惹かれます。
「好き」を追求する姿が素敵で、わくわくしながら読み進めました。
やさしいイラストとはうらはらに、紆余曲折しながらも、着実に夢を叶えていく姿に、読んでいる私も背中を押される気持ちになりました。
自分の「好き」をもっと耳を傾けてみたくなりました。
北欧グッズや北欧家具をそっくり真似することにミニマリストのかけらが落ちている訳ではなさそうです。
自分の「好き」に正直になると、自分にとっての大切なものが浮き彫りになっていくのかもしれません。
そして自分の「好き」を大切に育てていくと、自分の軸が見えてくるのかもしれませんね。