午後のうたたね

ゆるミニマリスト風主婦がふらふら漂う日常

ミニマリストと無印良品

なぜだか私は、無印良品のお店に入ると何を買ったらいいのかわからなくなるのです。

なんだかわくわくしないのです。

きっと、そこは目的なく行くところではなく、目的を持って行くところだからだと思います。

 

木目調の家具に、整然と並ぶ収納家具ー

白、茶がベースで、アクセントに観葉植物と海外雑貨を加えてー

飽きの来ないシンプルで統一感のある雰囲気ー

ロングセラー商品はあとで買い足しても、同じものが売っていることが魅力ー

ママも機嫌よく過ごせるアロマ香りに包まれるお部屋ー

 

無印良品のイメージです。

まるで美しい絵本を眺めているような世界で、自分がそんな家に住んでいる姿が想像できません。

ミニマリストに正解なんてないし、人それぞれのこだわりがあるけど、ミニマリストの方々はよく「無印良品」をオススメしています。

シンプルを突き詰めていくと、「無印良品」と「観葉植物」&「海外雑貨」の組み合わせに行き着くことが正解のようになってしまいませんか。

北欧生まれの白くまの貯金箱やムーミンマリメッコ…どれも好きだよ。

吹き出しみたいな鏡やボム兵のようなティッシュケースも面白いね。

くすみカラーや淡い色のグラデーションのような韓国雑貨もなんだかかわいらしいですね。

コスパ面や、汎用性の高さを見ると、無印良品で揃えれば、間違いないんだろうな。

たぶんそれがオシャレさを兼ね備えたミニマル空間への一番の近道なのかもしれないですね。

 

誰かが無印良品で家中のものを一式揃えてくれて「はいどうぞ!」とプレゼントされたら、素直に嬉しい!と喜んでしまうと思います。

無印良品」のお店はわくわくしないと言ったけれど「プレゼントでもらえたら嬉しい」と思う私は、現金な性格でしょうか。

 

10代の頃、Francfrancフランフラン)のきらびやかな雰囲気に憧れ、20代ではAfternoonTeaLiving(アフタヌーンティーリビング)のかわいらしく温かみのある雰囲気の虜になり、30代になるとKEYUCA(ケユカ)のこざっぱりしたシンプル&ナチュラルな雰囲気に傾倒する私。

40代にさしかかる頃、私も辿り着く先はやっぱり無印良品になるのかなぁ。

インテリアにそこまでの情熱を注げないようなので、いっそのこと思考停止してみんながいいと言ってるものに乗っかってさえいれば、お手軽にオシャレハウスが手に入るのかもしれない…なんて思ったりもします。

ちょっと極論すぎますか。

 

小学生の頃から無印良品はコンビニでも買える身近な存在でした。

たくさんの選択肢がある中でわざわざ無印良品を選び取ることが出来るクラスメイトは、何か絶対的な自信があるような静かな主張をしているようでした。

そんな選択をする友達をぼんやり眺めているだけの私。

ぼんやりと時間だけが過ぎているようです。

 

口コミや雑誌のLDKで誰かのお墨付きがないと、無印迷子になってしまいます。

歯ブラシなどの消耗品を無条件にすべて無印良品のものに買い替えて行くなど、実際に使ってみるとその良さがよくわかるのかもしれません。

それを続けていくと、50代に足を踏み入れる時期には誰かにおススメしたくなるのかもしれません。

取り合えず、髪でお団子を作るのに無印良品の太めのゴムがいいらしいと聞いたので、目的をもって無印良品のお店へ行ってきます。