無印良品のお店へ黒い太いヘアゴム1本だけを買いに行きました。
「すだれまつ毛宣言」もむなしく、実物を前にすると、携帯用ビューラー(390円)にも心揺れていました。
まつ毛を挟むことから解放された生活に慣れると、まつ毛を挟まない日々のほうが快適でした。
ビューラーをここで買ってしまうと、お化粧の工程に必ずビューラーでまつげを挟むことも毎回組み込まれることになるでしょう。
離れてみると、ビューラーでまつ毛を挟むのはあまり好きな工程ではなかったようです。
メイク用品コーナーに備え付けられている細長い鏡に映る自分のまつ毛を眺めながら考えていました。
鏡に写った私は、まぶたがくぼんで見えて、なんだか疲れて見えることのほうが大問題でした。
二重というか三重まぶたになっている…
目が大きく見えるというより、眠そうだったり疲れて見える印象は困ります。
私は、よく眠るほうだと思うけど、眠たいときにより眠そうに見えるのは困るし、眠くないときに眠そうに見えるのはもっと困ります。
コンタクトをつけたほうが老けて見えるのでは、困るので、眼鏡でもかけていったん落ち着こう。
目の印象が薄くなったせいか、少し濃い目のリップを塗るぐらいでバランスがちょうどいいような気がします。
リップは色味のあまりないラメが入ったグロスのようなものしか塗ってこなかったので、リップの色選びが今は楽しいです。
私にはビューラーよりも、目の保湿クリームと、まつ毛の美容液のほうが今は必要な気がします。
ビューラーは結局買わずに、無印良品の太めのヘアゴム(90円)だけを買って家路に着きました。
口コミでオススメされているだけあって、今までで一番キレイなお団子ができました。
いつも使っているゴムは細すぎたせいで、しょぼくれたうさぎのしっぽになっていたようですね。
鏡を合わせて横から見ると、ニンニクのような形で、何と言うか…魔除けになりそうです。
これからは頭にニンニクをぶら下げて、眠そうな目とバランスを取るために、冴えた色のリップを塗って、私はどこへ向かうんだろう。
次は、目の保湿クリームを求めて無印良品のお店へと足が向かいそうです。