午後のうたたね

ゆるミニマリスト風主婦がふらふら漂う日常

「ミニマリスト 主婦」で検索し続けた夜

私の興味がある「節約系ミニマリスト」さんはどこにいるのかなぁと夜な夜な「ブログ村のランキング」や「インスタ」を見あさっていた時期がありました。

だったらいっそのこと「節約」で検索すればいいんだろうけど、節約術は実践的で役に立つのですが、「もっと目からうろこ!」みたいな新しい考え方みたいな指標みたいなモデルが欲しくて、結局「ミニマリスト 主婦」と検索していました。

そして、よくネットサーフィンの海で迷子になっていました。

ミニマリスト」と一口に言っても色々な方がいて、一人暮らしの場合は最も自由度が高く、部屋選びの段階から合理的で無駄がなく潔いのですが、4人家族の主婦が同じような選択肢を持つことは難しいので、いったん置いておきます。

私はその自由度の高い一人暮らしのミニマリストの方と区別するため、「ミニマリスト 主婦」と検索していたのです。

 

私の知りたい「節約」というのは、仕方なく強いられる「節約」ではないようです。

本当は贅沢をしたいのに節約せざるを得ない状況は、苦しそうです。

懐事情はどうであれ、ミニマリストの方は「節約」という表現をあまり使わず、「出費をミニマルにする」という表現をしたりします。

なんだかちょっと前向きになれそうな響きがします。

ほんのささいな言葉遊びのようなんですが、私はこの言葉遊びが好きなようです。

 

あのとき、私は一体何を求めていたのかな。

「未来のなりたい自分の姿に重ね合わせられそうな人」を求めていたのかな。

アメブロやインスタの記事でよく見かける、時計やリュック、酢っぽい飲み物、サプリメント、レギンス、ナイトブラ、ヘアキャップ、クレンジングやシャンプーみたい商品じゃなくて。

紹介されている方や商品そのものを否定したい訳では、決してありません。

商品そのものがいいもので、いいと思ったからおススメしているのだから、それ自体は健全なものだと思うので。

私の言葉足らずのせいで、不快な気持ちになってしまったら、申し訳ないです。

 

私の場合に限ったことになりますが、問題を解決するために、決してものを増やしたいんじゃなくて、ものを減らした先になにがあるのか知りたかったんだと思います。

そして、誰かに「そのままで大丈夫だよ」と言ってほしかったんだなとも思います。

 

プラレールが複雑な路線図のように広がって、図鑑が駅として足元に転がってるリビング。

さらに、脱いだままのパジャマがところどころに点在してるトッピングつき。

家族が機嫌よく心地よく過ごせるなら、それがもういっそのことそれが正解なのかもと、現状に甘んじることにします。

理想の家は、オシャレハウスではなくて、カオスハウスだったとしても、だらだらと自分や家族を甘やかせる落ち着く場所であってほしいようです。

海の底ような暗い気持ちの真夜中に、ネットサーフィン迷子になっていたとき、探し求めていた検索結果は、たぶん「このまま進んで大丈夫だよ」という安心感だったのだと思います。

または「一緒に並走しながら試行錯誤をしてくれる体験談」だったと思うので、過去の自分に向かって今の姿を書き残しておくことにします。