午後のうたたね

ゆるミニマリスト風主婦がふらふら漂う日常

憂鬱な月曜日にジャンプ

毎週月曜日になると、本屋さんやコンビニに「週間少年ジャンプ」の最新号が並びます。

一冊のジャンプを家族3人で順番に読んでいます。

夫、こども、私の順番です。

 

少年時代から途切れることなくジャンプを愛読していた夫は、仕事帰りにジャンプを必ず買って帰ります。

こどもは、宿題を終わらせてジャンプが家に到着するのを待っています。

夫の帰りが遅い日は、火曜日の朝のお楽しみとなります。

最後に、資源ごみをまとめる前にパラパラと私もまとめて読んでごみ置き場へ。

 

鬼滅の刃」の連載がはじまった当初、手描きならではの試行錯誤の跡が感じられるようなおどろおどろしい作風に惹かれて、毎週楽しみに読んでいました。

その時は、まさかアニメ化して、幼稚園児までもが鬼滅の刃ごっこをする未来がくるなんて想像できませんでした。

なにに人気に火が付くのか予測不可能です。

徐々に人気が出ている様子を信じられない気持ちで眺めていました。

 

「ワンピース」は、何度か挑戦したのですが、10年以上最新のジャンプが読める状態なのに、話についていけません。昔は単行本を買うほど好きな作品でした。

「呪術廻戦」がアニメ化すると決まった時、ジャンプに連載していることすら私は知りませんでした。

こどもは「アオノハコ」「僕とロボ子」「夜桜さんちの大作戦」を楽しみにしているそうです。

 

一冊の同じジャンプを読んでいるのに、3人が読んでいる作品が違うのであまり話が合いません。

一番読者の対象とされているであろう「少年」と呼ばれる人がこの中にいないのに、それでもそれぞれ楽しく読んでいるのが面白いなと思っています。

年齢性別様々な層に少年ジャンプが対応しているところがすごいです。

 

今私が唯一、話を追えていて、楽しみにしているのが「ウィッチウォッチ」という作品です。

どうやら、この作品だけは一応3人とも読んでいるらしいことに気がつきました。

キャラクターも好きですが、1話1話に起承転結があり、話がキレイにまとまっていることが多く、読みやすいです。

タイトルの「ウォッチ」はきっと英語の「watch」ですよね。

動詞の「見る」だと思っていたけど、「時計」の意味でもあるのかな。

 

ジャンプの読者たちは、それぞれに一番のお気に入りの作品を胸に秘めつつ、その続きを気にしながら月曜日を心待ちにしているんだなと思うと、ちょっと前向きになれる月曜日でした。

お題「最近、ほっこりした瞬間」 は、憂鬱な月曜日の「ささやかなお楽しみ」に気が付いた瞬間でした。

では~