午後のうたたね

ゆるミニマリスト風主婦がふらふら漂う日常

プラスチックまな板を手放す

「まな板 寿命」で検索すると、プラスチック製でも木製でも寿命があるようですね。

記憶の中で、祖母も母も、まな板を買い替えている印象はなかったのですが。

というか「まな板を買い替える」という、発想がなかったです。

包丁とセットで、手入れしつつ後生大事に使うものだとばかり思っていました。

 

実は、約2年が寿命と言われている「プラスチックまな板」を10年以上使っていました。

夫が結婚前から使っていたものでした。

結婚したときに母が買ってくれた「木製まな板」はずっとシンクの下に眠らせていました。

なんだか、木製まな板は新米主婦には、手入れが難しそうで使うのを避けてしまっていました。

 

先日、水道の点検があったので、シンクの下を整理していると、新品にも関わらず、その木製まな板が変色していることに気が付きました。

しまった!湿気の多いシンク下は、保管に向いていなかった!

粗目のスポンジで表面を削るように、洗剤をつけて、こすってみました。

プラスチック製じゃないから、お手軽に漂白剤はかけられないし。

使う前から、手入れが面倒そうな予感…

なんとか「使っても大丈夫かな」ぐらいに生き返った木製まな板を使ってみることにしました。

 

料理の工程の中で「切る」ことが好きではないと思っていました。

特に人参は赤色が白色のプラスチックまな板に色移りするのがとても嫌でした。

切ったあと、泡ハイターをシュッシュッするところまでワンセットだと思うと、切るのがだんだん億劫になっていたのかもしれません。

 

木製のまな板だと、「トントン」と、さぞ小気味いい音がするのだろうと、早速使ってみましたが、逆に音がプラスチック製よりも音がしませんでした。

木製だと音を吸収するのかな?

でも、しっかりと一筋一筋包丁の跡が残ります。

もしかして、強く力を入れすぎなのかもしれないですね。

 

使用済み牛乳パックを切り開いて、使い捨てまな板としても使います。

私は、特に生肉を直接触るのが好きではないのです。

だから、肉を切るときは、牛乳パックまな板の上です。

それすらしたくないときは、キッチンばさみで切ってしまいます。

あと、ハンバーグ作りの時のミンチをこねる作業では、必ず使い捨て手袋を使います。

丸く形を整えるときは、素手ですが、手をサラダ油でコーティングするので、そこまで肉がこびりつくような嫌な感じはしません。

自分の嫌いな作業を道具で補うと、料理作りのハードルがグンと下がる気がするので、私にとってこれは必要経費です。

 

木製まな板の寿命は約6年ほどだそうです。

10年以上シンクの下で眠っていた経緯を考えると、うちの木製まな板はもっと寿命が短いかもしれません。

消耗品だと思えば、これからは気軽に使えそうです。

まな板に寿命があると思うと、その命が尽きるまで、しっかり使い込もうと思ったのでした。