じゃがいもが安かったので、じゃがいもたくさん使う料理を作ろうと思いました。
「肉じゃが」「ポトフ」…とほくほくメニューがおいしい季節です。
参観懇談の経験を経て、2時間学校へ行くだけで、かなりの体力精神力ともに削られることに気づいたので、ご飯を出来るだけしっかり作ってお腹いっぱいになってもらう作戦を立てています。学校は体力勝負です。
ピーマンの肉詰め、ブロッコリーの肉巻きなどこどもの喜ぶメニューを中心に作っています。
そして、早速肉じゃがを作っていると、こどもたちの帰りが予定よりも帰りが早くなると連絡がありました。
そこで、急いで作ろうとしたのがいけなかったみたいです。
圧力鍋で加圧しすぎて、ふたを開けたときには、じゃがいもが溶けて姿形がおなくなりになっていました。
食卓に出していいものか、カレーにリメイクすることも考えましたが、カレーは昨日食べたばかりでした。
結局、コンソメ味にして、スープとして出すことにしました。
「あらごしポタージュ風ポトフでございます。」
と全力でごまかしつつ、食卓に出すことにしました。
ポタージュは牛乳も入れるのが正式みたいですが、「◯◯風」を挟み込むことによって、ポタージュの基準を下げようというもくろみです。
今しがたキッチンでてんやわんやしていた私がごまかしたところで、こどもはすべてお見通しな様子で「肉じゃがより好きかもしれない…」と、こどもがつぶやきました。
お気遣いありがとうございます!
記憶があるのか定かではないけれど、懐かしの離乳食のような歯ごたえになって、多分食べても食べても物足りないような気がします。
次は、食べごたえのあるの肉じゃがを作るね!
後日、もともとこどもはコンソメスープが好きなので、
「ちゃんとしたポトフが食べたい」
とリクエストをいただきました。
じゃがいもはたくさんあるし!と意気込んで、どんどん冷蔵庫の残り物の野菜たちも切ってお鍋に入れていきます。
2年が寿命だ言われている木製まな板をどんどん使っています。
玉ねぎ、キャベツがないから白菜を入れようか、ウインナーもいいけど鶏むね肉を早く使ったほうがよさそうだな。じゃがいもは火の通りが心配だから一口サイズの角切りにして…
冷蔵庫の整理のため、どんどんポトフから遠ざかるお鍋の中身。
お鍋に火をかけて、じゃがいもに火が通ったら、味付けです。
ぐつぐつしたお鍋の中を覗き込みました。
う~ん、コンソメより、中華風のほうがあいそうなメンバーだな。
予定変更、白ごまパラパラまぶして、ポトフ改め中華スープが出来上がりました。
「思ってたのと違う…」こどもがつぶやきます。
ですよね。最初の材料選びの段階でおかしかったね。
たくさんあったじゃがいもが残り1つとなりました。
他のメインのお料理に添えてお味噌汁をそっと出そうかな。