午後のうたたね

ゆるミニマリスト風主婦がふらふら漂う日常

寝かしつけを手放して、一緒にまどろむ夜の9時

狸寝入りは見破れますか。

寝てるフリはどこか不自然です。

起きているときと、寝ているときで、息のリズムが違うような気がします。

本当に寝てる時は、スーッスーッと寝息が無遠慮で、こちらのことなど気にせず、全身で寝ていることに主張しているようなかんじがします。

顔に無駄な力が入っていない、人に見られていることを意識しないだらしないかんじ。

 

残念ながら、最近こどもが眠りに落ちる瞬間を見逃しっぱなしです。

私自身、眠りに落ちる寸前の、自分がうとうと…まどろむ時間が好きです。

まだ起きていることを頭の片隅で自覚しつつ、もうよっぽどのことがない限り、起き上がるのは難しい…そんな抗えない状態です。

その状態に体のすべてをゆだねて、とぷん…と、深い深い湖の底に沈んでいく感覚。

ゆらゆらと光が揺らめく海面がどんどん遠くなっていけば、もう夢の中です。

 

赤ちゃん時代の寝かしつけは、その後の自由時間を思うとついテンションが上がって、嬉々としてあれしようこれしようと頭の中で段取りしていました。

撮りだめたドラマを見よう。

今日は特別にデザートも食べようかな。

なんて。

そんな日に限って、なかなか寝ないこどもにイライラしてしまいます。

 

ある日、潔く「寝かしつけ」をやめてみることにしました。

私が一番に寝てやるぞぐらいの気持ちで、こどもと一緒に横になると、案外すんなりとこどもが先に寝たりします。

はじめは覚えている桃太郎とか昔話を話したりしていたのですが、やっぱり覚えている数に限りがあるため、だんだんと私自身の思い出話を聞いてもらうことが多くなりました。

こどもが小学生になった今も、変わらず「寝かしつけ」という名のただの私の「早寝」が続きます。

特に私の小学生の頃の失敗談を、リサイクル活用しています。

nemunemu3.hatenablog.com

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さっきまで話をしていたこどもが、急にぱたりと寝てしまいます。

たぶん今名前を呼んだら、まどろみが途切れてしまう。

しばしの沈黙。

こどもの寝入る瞬間に立ち会いたいけど、私も高確率で寝てしまいます。

眠たい空気は、あくびみたいに伝染するようです。

体調が悪いときも、悪くなる前も、睡眠は大切ですね。

今週のお題「体調が悪いときの過ごし方」