午後のうたたね

ゆるミニマリスト風主婦がふらふら漂う日常

チャックを開けたら食べかけの納豆がいた

たぶんその時、寝不足ですごくすごく疲れていたんだと思います。

公園へ行きたがるこどもに急かされて、バタバタと準備をしていました。

1歳ごろのこどもは、家の中でも目を離せないし、外へ行くともっと目が離せないのですが、家にいるとどうしても気になる家事の続きのことを考えなくていいという点で、私もこどもと公園へ行くのは大歓迎でした。

オムツ、タオル…もう今となってはどんな準備が必要だったのか忘れてしまったけど、こどもに声をかけたり、靴下を履かせたりしながら、同時並行でリュックに荷物を詰め込んでいました。

リュックはアネロという当時持っている人がたくさんいたブランドでした。上のチャックの部分ががま口のように大きく開いていっぱい入るので、毎日のように使っていました。

机に置いてあった食べかけの納豆も一緒にそのリュックに詰め込んでいました。

今週のお題「納豆」 のお話です。

 

納豆は誰もが知ってる発酵食品なので、食べるだけで、体をいたわっている気になります。

そのため、いつも冷蔵庫の定位置に納豆が常備されています。

特に何かトッピングする訳ではなく、付属のタレと入っていればカラシも入れるし、カラシがなければないでもいいです。

そして、熱々ご飯と一緒に食べるのが大好きです。

タッパーに入ったご飯に納豆をかけると溢れてしまうので、別々で食べます。

その日のお昼も、納豆ご飯でした。

「納豆は味噌汁と合わせるとネバネバがとれる」と夫に教えてもらってから、味噌汁を最後に飲むとスッキリします。

インスタント味噌汁は、長ネギの具が好きです。

 

さて、食べかけの納豆の入ったリュックはどうなったのでしょうか。

公園で、リュックの中の納豆の存在に気づいたとき、ぎょっとしましたが、とりあえず見なかったことにしました。

幸い、詰め込む際、ふたをするという理性がギリギリ残っていたようで、ネバネバ被害はそこまで壊滅的なものではありませんでした。

中身も半分は食べていたし。

ただ、納豆のあのおいしいタレは、ふんわりと乗せられたふただけでは、防ぎようがなかったようで、リュックの中でじんわりと染み渡っていたのでした。

 

当時のことを振り返ってみると、陣痛がいよいよの間隔になって、病院で出産をしたときから、1歳の誕生日が来るあたりまで、長い長い終わらない1日を過ごしているような感覚だったのだと思います。

かつて食べかけの納豆が入っていたリュックは、毎日の激務に耐えきれず、2年ほどたつと、くたくたで、色褪せがひどい姿になり果てていました。

とても使い勝手がよかったので、全く同じものを買い直したつもりでしたが、新しいものは、少し改良されていてポケットの数が増えていました。

お疲れ様、私とリュック。

 

急に季節が変わったせいか、なんだか体がしんどいなぁと感じることが多い今日のこの頃。

食べかけの納豆をリュックに詰め込む前に、一休みします。

では〜