つい買ってしまいたくなるぐらいの「好き」と出会えました。
遅ればせながら、「ちいかわ」の魅力を知ってしまいました。
家にものを増やしたくないゆるミニマリスト風主婦の私は、課金しないファンとして
ちいかわを応援したかったのですが、ちいかわと目があったら最後、とうとうグッズを買ってしまいました。
「ちいかわ」って、漫画のキャラクター設定や背景を知れば知るほど、闇深いですね。
そこが、多くの人がハマる理由なのかもしれません。
かわいらしい見た目とのギャップ萌えというか。
めざましテレビで短いアニメをやってるのを見たことがあったので、うっすらとは知っていました。めざましテレビのちいかわアニメの1回分が短すぎて、しかも続いているのか、オチというか展開がよくわからなくて、そこまで興味を持てませんでした。
名前の知らないゆるキャラといったかんじでした。
キャラクターの名前を知ったのは、ガストです。
お子様メニューのガチャガチャとちいかわがコラボしていました。
そのガチャガチャについていた紙の説明書で、名前を初めて知りました。
初めは「ちいかわ」はタイトルで、キャラクターみんなに名前があると思ったら、ウサギはそのまま「ウサギ」という名前なんですね。
グッズ商品を手に取るも、「ゆるキャラ」という認識は変わりませんでした。
そこまでは、平和な日常を過ごしていたのですが…
人気がすごいことを知ったのは最近です。
ちいかわグッズのお店が人数制限をしているところを目撃して、そんなに人気なの?!と驚きました。
並んでいる人たちも転売ヤーなのかと思いきや、ちいかわバッグにちいかわのぬいぐるみキーホルダーをつけているガチファンの方もちらほら。
なんかちいさくてかわいいやつ、ちいかわ。
すみっコぐらしたちのようゆるキャラだと思っていました。
ふんわりかわいいだけの平和な世界が広がっているかと思いきや、なかなか残酷で現実的な展開になったりするんですね。
食うか食われるかのようなサバイバルな世界で、決して強者じゃないながらもちいかわたちは懸命に生きていて、応援したくなります。
肩を震わせて泣いてる後ろ姿や、眉をひそめて不安そうな表情。何か諦めたような涙を流しながらカメラに向ける笑顔が印象的でした。
個人的にモモンガのキャラクター設定が面白かったんですが、みんな結構個性的で、ほっとけない子たちばかりでした。
グッズ類は飽きたら捨てることになるので、何もグッズは買わないようにしていたのですが、来年の手帳を買うついでに、スタンプを買ってしまいました。
新しい手帳にこのスタンプを押そうと思って、一応使い道は決めて。
中身がわからなかったのですが、家まで待ちきれず、帰路でこっそり中身を開けてしまいました。
「キメラ」でした。
ちいかわが欲しかったのに、ちいかわを襲う怪物キメラが出たのは、ちょっとショックでした。
キメラを手帳に押して嬉しいのか?
と、思いましたが、キメラについて、調べてみるとなにやら切ない設定。
うん、キメラのこと、好きになったよ。
かわいい顔に背負うものが大きすぎる。
ちいかわグッズと目があうと、つい一緒に連れて帰りたくなります。
そんな誘惑と戦うことになると思いませんでした。
「好き」や「押し」がいることは、幸せだと思います。
あ、「まじかるちいかわ」のグッズはもうチェックされました?