「おつかれ~」
バイトの後、同僚にチョコパイを手渡すと、
「たまに、安っぽいお菓子を食べたくなるときあるよね~」
と言って、同僚はむしゃあっと、食べてしまいました。
え、ロッテのチョコパイって、なんかキラキラした袋に入ってる「ちょっといいおやつ」だと思っていたのは私だけだったの?と困惑したけれど、
「そ、そうだね」
とつい、話を合わせてしまった。
「いやいや、チョコパイはちょっといいおやつでしょ!」
と反発したほうがよかったかな?
自分の主張を冗談ぽく明るく言える子に憧れます。
周りの空気を悪くせず、なおかつ自分の言いたいこともその都度言ってるから、後でくよくよひとり反省会をすることもないんだろうなぁ。
そんな子は、きっとカラリとした裏表のない性格なんだろうなぁ。
いいないいな〜、カラリとしてるのいいな〜。
学生時代のバイトの時のお話です。
単発バイトの日は長丁場だったので、自分へのごほうびとして、ちょっといいおやつを持っていくことにしました。
私だけちょっといいおやつを食べるわけにはいかないので、カバンにもうひとつ同僚の分も忍ばせていたのでした。
現在、学校から帰ってきたこどもたちのために、家に常備しているおやつがあります。
- ポップコーン(食物繊維たっぷりなので、もはや野菜と言っても良い!)
- ひとくちチョコレート(ポリフェノール効果で脳の活性化を期待!)
- 冷凍フルーツゼリー(ビタミン豊富で…なんか体に働きかけてくれそう!)
なんだかこじつけた感がすごいのですが、この三種の神器のおやつを、いつものお菓子コーナーに置いています。
「キャラパキ」などの割高なお菓子は、具体的に商品名とともに要望があれば、買うようにしています。(遊び要素もあって、クランキーチョコがおいしい!)
一方、チョコパイはいつものお菓子でもなく、特に誰からも要望が出たことはありません。
それでも、私の個人的な独断で、なんかちょっと頑張ったときなどに、チョコパイを「ジャジャ~ン」と、もったいぶって出したいのです。
自分にも、こどもにも。
同僚のあの子のおうちのお菓子コーナーのラインナップは一体どうなっていたのか、今になって気になります。
ひとつのチョコパイを半分に割って分け合うとか、何かもっと仲良くなる手段はあったんじゃないか。
もっと腹を割って話して、仲良くなっておけばよかったなぁなんて、口惜しく思うのです。
では~